3月3日は何の日?
暖かいお日様が差す日も多くなり、春がすぐそこまでやってきていますね!!
お出かけの予定を立てられている方も多いのではないでしょうか。
さて3月3日といえば何の日でしょう?
多くの方は桃の節句やひな祭りが思い浮かぶのでは?
その並びにぜひ「耳の日」も!!
耳の日の由来
語呂合わせの「ミミ」はもちろん、数字の「3」の形が耳の形に似ていることから1956年に日本耳鼻咽喉科学会が制定しました。
また2007年にはWHOが同じ3月3日を「国際耳の日」とすることを宣言しています。
この日は耳や聞こえについて多くの人の関心を集めること、
そして難聴と言語障害を持つ人々の悩みを少しでも解決することを目的として、講演会やつどいの場が設けられるなど、聴覚ケアの啓蒙がなされています。
日々の聴覚ケア
聴覚ケアって日々なさっていますか?
聞えのケアといわれてもあまりピンとこないですよね。
ぜひいつもいろんな音をキャッチしてくれている耳へ新習慣として取り入れ、聴覚ケアの第一歩を踏み出すのはいかがでしょう?
①耳掃除
最近聞こえにくいことが増えたなぁ…
それはもしかしたら耳垢がたまっているのかもしれません。
外耳道と呼ばれる耳のトンネルを耳垢が塞いでしまったり、鼓膜に付着している場合約30dB程度、音が減衰する・伝わりにくくなることも…😓
耳には自浄作用という体が内から外へ耳垢を排出する作用があるため、頻繁な耳掃除は必要ないのですが、
お耳の形状によってはどうしてもご自身で掃除しにくかったり、
無理にご自身で掃除しようとするとかえってお耳を傷つけてしまうこともあるので耳鼻科の先生に取っていただくのがオススメです👀
②耳を休ませる時間をとる
音楽やラジオがお好きな方、映画がお好きな方、また最近はオーディオブックなどを利用しておられる方も多いですよね。
そのとき音量は無意識に大きくなっていませんか?
また長時間大きな音で聞いていたり、日常的にイヤホンで聞きながら寝てしまっていることはないでしょうか?
音量が大きくなると迫力や音の立体感などは感じやすいですが、耳を長時間過酷な環境に曝している可能性も…😢
大音量を長時間、聞いていると耳の「有毛細胞」という音をキャッチして脳へ届ける細胞が傷ついたり、抜けてしまうことがあります。
この有毛細胞は一度損傷すると再生することができないため、日ごろから大音量は控えて、またその状況になった場合はしっかりと耳を休ませてあげる必要があります。
若年層に言われがちな「ヘッドホン難聴」ですが、どの世代でも大音量で長時間聞き続けることは耳の健康のためにも控えたほうが良さそうですね
詳しくは
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ヘッドホン・イヤホン難聴の予防推進サイト
③聞こえを補う
年を重ねると聞こえづらくなることは多くの人が感じることです。
聞こえにくさを感じたら病院で診てもらうことと早めに補聴器を使うことが大切です。
難聴によって耳からの情報が少なくなると、脳は耳からの情報を補おうと視覚情報や文章の前後から推測して頑張りすぎます。
脳が頑張りすぎることによって、疲れやすかったりストレスが溜まったり…
また聞こえにくさから人と話すのにも一歩引いてしまって、これまで楽しめていたことから遠ざかる…など
悪循環に陥る前に、しっかりと耳からの情報を補う必要があります。
3月3日の耳の日をきっかけにご自身や周りの方と聴覚ケアをはじめてみませんか?
聞こえに関してのご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせください。
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