補聴器のお手入れ
今年は例年よりも早く、近畿地方に梅雨入り宣言が出されましたね。
梅雨は補聴器にとって苦手とする【湿度】が高くなる季節…😢💦
その次は何をしても汗をかく夏がやってきます😓
夏本番を目の前に、ご自宅でできる簡単なお手入れ方法をマスターしませんか?
湿気はどう影響するのか
補聴器専門店で「乾燥!乾燥!乾燥!」と口酸っぱく言われる所以…
それはなんといっても補聴器が精密機械だから!
なんとなく湿気や水分は避けたほうがいいのは分かるけど、
結局それがどんな悪さをするのか、あまり現実味がないですよね😓
湿気や水分が補聴器の内部、音を調整するアンプやレシーバー内に溜まると部品にサビつき、結果的に
・音がプツプツ途切れる
・突然音が出なくなる
・音が歪む
などのトラブルを引き起こしてしまうのです😖
こちらは耳穴型補聴器のシェルを外した基盤の写真です。
湿気や水分、汗によって錆びついてしまった場合、内部はこんな状況に…😱(左 修理前)
補聴器メーカー ワイデックスより参照
メーカーの修理によって右の修理後と比べると錆びついているのがよく分かりますよね😓
またこの修理にも交換箇所にもよりますが1台あたり3万円や5万円ほどかかることも…😱
できるだけこのような状況にならないよう、店舗での定期的なお手入れと日常的なお手入れのポイントをオススメします🌝✨
補聴器のお手入れ
急な雨や汗をよくかいた日には、電池タイプ・充電タイプ問わず
まず柔らかいメガネ拭きのような布で補聴器全体の水分を拭き取りましょう。
電池タイプの場合
各メーカーから出ているドライケース(乾燥ケース)へ電池を抜き取り、電池蓋を全開にして入れましょう。
可能であれば一晩入れておくと安心です。
※この時、補聴器の電池は必ずケースの蓋のマグネットシートにつけてくださいね
一緒にドライケースに入れてしまうと電池の消耗が早まります😞
ドライケースに入っている乾燥剤の色にもご注意ください。
乾燥能力が十分にある場合、青
湿気を吸っている場合、ピンクや薄いムラサキに変わっていることがあります。
もし青色以外になっていた場合、早めに新しい乾燥剤と交換したほうがしっかりと湿気を吸ってくれます。
※シグニア・フォナックの乾燥剤は オレンジ→白 に変わります。
スターキーの乾燥剤は形状は異なりますが 色の変化は 青→ムラサキ です。
充電タイプの場合
充電タイプの補聴器は充電器に乾燥機能がついているものも多く出ています。
充電している間に乾燥できるため、充電器に入れる前に軽く水分を拭き取るだけでOK!
ただ充電器の蓋を閉めていないと乾燥機能はOFFになるものが多いため、
充電器に入れたあとはしっかりと蓋も閉めましょう🌝
ただ卓上タイプの充電器だと乾燥機能がついていないものも…😓
その場合は
・ドライケースを使用する
・後付けの乾燥機を使用する
この2パターンで補聴器の乾燥が可能です。
ドライケースをご使用の場合、補聴器の電源を切ってからドライケースで一晩乾燥。
補聴器への充電はドライケースに入れる前に完了しておくか、翌朝充電する必要があります。
(ボタンの長押しで電源OFFの器種が多いです。詳しくは各補聴器取り扱い説明書をご確認ください)
後付け乾燥機をご使用の場合は補聴器を充電器に入れてから、乾燥機を被せてスイッチONすると空気の対流で循環し乾燥。
充電しつつ、乾燥もできるため翌日も充電残量を気にすることなくお使いいただけます😄♪
またUV照射による除菌もできます!
より快適にお使いいただくために…
何気なく使っている補聴器ですが、お手入れをすることによってより快適にお使いいただけます🌝
定期的なお店でのお手入れもお任せください!
お気軽にご来店のご予約おまちしております😉✨
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