プロの技術紹介「補聴器の音を測定」
今回は、プロの技術紹介として補聴器の音を測定する【音響特性測定】についてご紹介させて頂きます。
私たち補聴器フィッターの役目は、ご利用者さまの聞こえに補聴器の音をしっかりと合わせる事です。
パソコンを使って細かな音質調整を行うことで、補聴器の音をご利用者さまの必要とする聞こえに合わせます。
ただ、パソコンの画面上で聞こえに合わせた音質調整をしても、実際に補聴器から必要な音が再現出来ているかは、専用の機材を使用しないと分かりません。
そのために【認定補聴器専門店】には「音響特性測定装置」が備わっております。
音響特性測定装置の役割
① パソコンで指示をした通りに音の増幅が出来ているか。
② 補聴器に大きな音を聞かせても、聞こえを守るレベルまで【出力制限】されているか。
③ 補聴器が増幅した音に「音が割れる」「歪む(ひずむ)」などの異常が無いか。
⓸ 薬事法で定められた基準どおりに動作しているか。
⑤ 補聴器の劣化や感度低下が発生していないか。
私ども認定補聴器専門店には、その他にもいくつかの測定器があります。
経験と機材を活用して、ご利用者さま一人一人に最適な聞こえを提供するために勉強を続けております。
今回は、下記動画にて基本的な音響特性測定手順をご案内させて頂きます。
https://www.youtube.com/watch?v=UCDTKTFtNEY
ご利用中の補聴器の不具合や、ご自身の聞こえと補聴器があっていない場合は、ぜひ音の特性をチェックされることをお勧めいたします。
ぜひお気軽にエイドセンター各店へお問合せくださいませ。
補聴器のご相談は認定補聴器専門店へ。
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https://www.aidcenter-hochouki.jp/contact/